2008年08月21日

テイクバック

テイクバックは、ピッチャーのモーションに合わせて軸足に体重を乗せる、あの局面です。このときのポイントを説明します。

まず、テイクバックにもいくつかパターンがあることをおさえておきましょう。前足(ピッチャー側の足)をどのように上げるかで分類できます。これはまったく動かさないものから、王さんの一本足打法や昔のイチローの振り子打法までいろいろやり方はあります。
ですが、一般的なスタイルとしては、@すり足 Aちょっと浮かす Bひざを腰あたりまで上げる
この3つでほとんどを占めると思います。
松井秀喜なんかは@ですし、Aはいくらでもいますし、Bは小久保や高橋由伸が代表でしょうか。プロ野球を見ていてもたいていはこの3つに分類できると思います。これは自分の一番やりやすいやり方がいいと思います。特に差はないので。強いて言えばBは足を上げたエネルギーが使えますが、微々たるものです。それよりも体重移動と体幹部から生まれる力の方が大事。

さて、テイクバックではとにかくスイングに備えて軸足に体重に乗せきる、というのが要点です。このときにも、とにかく体がリラックスできることを考えます。そのためのアイデアをご紹介します。

1.もも裏で体を支えるように意識して立つ
最近のスポーツ界では半ば常識になりつつありますが、優秀なスポーツ選手は必ず、立つとき、歩くとき、走るときを始めとして、あらゆる動作でもも裏の筋肉をメインに使うそうです。詳しいメカニズムについては高岡英夫氏の著作を参照してほしいのですが、もちろんこれはピッチング、スローイング、バッティング、フィールディングにもあてはまります。要点をいうと、体の軸がしっかりして、リラックスできる効果があります。
体を回転させるときの主動筋ももも裏の筋肉です。

2.体の軸が天から吊られるようなつもりで立つ
これは1.とも密接に関わっているらしいのですが、天から吊られるようなつもりでたつことによってリラックスできるというのは、わりと誰でも実感しやすいのではないでしょうか。
力まずに背筋を伸ばすのがねらいです。

3.骨盤の上に上半身がすとんと乗っかっている感じで立つ
4.地球の中心を意識する
以上はすべて“体の軸”を利かせるために有効なアイデアです。当然ですが、体はゆがみがないほうがむだな力みも抜け、ボールにも対応しやすくなります。もちろんスイングも速くなります。
素振りを始めとした練習で体にしみこませるようにするのがいいと思います。


posted by 助丸 at 22:07| Comment(19) | バッティング動作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バッティングの構え−A

2.バッティング動作にスムーズにつなげられる構え
これもチェックポイントは1.とほぼ同じですが、その角度は少し違います。
そもそも、「バッティング動作にスムーズに〜構え」とはどういうことかというと、“バッティング動作のときにむだな力をいれないための構え”です。構えでいくらリラックスしても、スイングで力んでちゃ無意味ですもんね。
特にバッティングは、ピッチャーがボールを投げてからコンマ何秒で勝負がつく世界なので、大事なポイントです。

まず、どちらの足に体重をかけるかの問題。
はじめから軸足に体重をかけておけば、テイクバックで重心がぶれるという心配は減ります。助丸が思うに、テイクバックで自らバランスを崩して打ち損じるバッターというのは、アマチュアレベルだとゴロゴロいます。
次に、両足に均等に体重をかける構え方。この構えだと、テイクバックで軸足に重心を移動させる動きが必要になります。うまくいけば、バッティング動作のリズムをとることにもなり、かえってうまくスイングにつなげられるかもしれません。

そして、グリップの位置。
これは前に述べたように、スイングで重力も味方につけることを考えて、ストライクゾーンの上限より少し高い位置にするのが前提です。自分がやりやすければ、もっと高くするのもいいでしょう。そういうプロの打者もよくいます。
グリップの水平位置は、あまりキャッチャー側にひねりすぎないほうがよいと思います。ステップするときにグリップを動かさないと考えると、ステップを終えたとき、体は自然にひねりが入るからです。構えではある程度ゆとりを残しておきましょう。
最後に、これは「体重をどちらの足にかけるか」の問題に少し似ていますが、グリップを胸のまん前におくか、いくらかキャッチャー側におくかを考えると、後者の方が一般的と思われます。
グリップを胸のまん前に置くと、トップをつくるためにキャッチャー側にグリップを引く動きが必要になります。これもうまくできればよりスイングに勢いがつけられるかもしれませんが、トップが深くなりすぎて振り遅れたり、浅くなって手打ちになっては悲惨です。
ラベル:バッティング
posted by 助丸 at 21:23| Comment(0) | バッティング動作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

バッティングの構え−@

バッティングにおいて構えはある意味でとても重要な局面といえるでしょう。なぜならば、実際のバットスイングを矯正するのに比べて、はるかに問題点に対する改善策がとりやすいからです。例えばドアスイングを直接直すのは難しいものですが、人によっては、構えでのグリップの位置を高くすることで改善することがあるかもしれません。

では、バッティングにおいて構えはどういうことを気をつければいいのでしょうか。助丸が思うに、大きく分けて次の2つが重要です。
1.リラックスできる構え 
2.バッティング動作にスムーズにつなげられる構え
そして、この2つは互いに関わりあっています。

1.リラックスできる構え
打席ではリラックスして構えるということは絶対条件といえます。例えば、肩にムダな力が入ると、自分では見えているつもりでも動体視力が下がります。結果として、選球眼や球を捉える能力に影響します。

変化球にうまく対応するためにもリラックスは効果があります。さらに速球に素早く対応するのにも必要です。では、どうすれば打席でリラックスして構えられるでしょう。

これは実は個人のセンスに大きく依存しているのですが、いくつかの工夫を講じることはできます。それをご紹介します。続きを読む
posted by 助丸 at 09:02| Comment(0) | バッティング動作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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